ダラ奥日記

ダラ奥タモちゃんのマニアックな日記。

血の問題

昔、「天上の虹」っていう漫画を読んでいて、最近どうなってるんだろう?とネット検索したら、終わってました(笑)。
しかも寝床から落ちて死亡らしく、長く続いたのにあっけない感じだったのかな(笑)?ちょっと読みたい。

この漫画を読むまで、持統天皇にいいイメージなくて、ボンクラ息子を跡継にするため、甥っ子を殺し、息子が死んだら、自分も即位しちゃった権力思考の強い冷酷な人って思ってました。

この漫画で、持統天皇の見方がかわり、好きになりました。

この漫画の前に読んだ井上靖の「額田女王」の中大兄皇子がかっこよすぎてハマりましたが、こちらの漫画では最悪な感じでした。そして、どちらも大海人皇子はおおらかな天真爛漫な人柄に描かれています。
井上靖の方の大海人皇子は可愛くて萌えた。

持統天皇の時代は近親結婚マミレですごいですよね。もうぐちゃぐちゃ。わけわからん。
平安時代道長辺りもすごいですけど。

天皇家といえば、近親結婚と血の濃さですよね。

以前、飼犬が子犬のときに、シツケの先生に何度か来ていただきました。
うちの犬はチャンピオン犬がご先祖(?)に結構いたんですが、なにしろ素人が交配したみたいなので、劣性遺伝が出て、体が弱いのです。
先生は「雑種の方が頭がいいってこと多いですよね、丈夫だし。」「天皇家もそうじゃないですか、血がいいとパーが生まれる確率も高いんですよ」と大変不敬な発言をされておられましたが、ナルホド、と。

天皇家も千年以上、特定の中でのみ繁殖を繰り返しており、新しい血が必要な時期が現代なのかもしれません。
しかし新しい血が入り始めた途端、女子ばかりが産まれるようになったのは皮肉でしょうか。


家系図マニアの私としては歴史ある家柄同士の縁組に「萌え」を感じますが(笑)。